【古着リメイク】ジャケットの肩幅を詰める

古着お直し
  • ジャケットの肩幅つめって、ものすごく難しそう…
  • ジャケットの肩幅つめを簡単に自分で出来ないかな?
  • 簡単に出来る肩幅つめの方法が知りたいです

ジャケットの肩幅詰めって、とても難しそうですよね。
実際、コツを知らないとかなり苦労すると思いますが、やり方を知って丁寧に作業すればきれいに完成します。
では、細かく説明していきたいと思います。

 目次 

1・ 詰めるジャケットの紹介

2・ 袖の解き方

3・ 袖とアームホールの印の付け方

4・ 袖の付け方

5・ まとめ

 詰めるジャケットの紹介

詰めるジャケットはコチラです。

肩幅をそれぞれ1.5cm詰めて、左右で3cm詰めます。図で書くとこんな感じです。

では、はじめて行きましょう♪

 袖の解き方

まず、袖を解いて外すのですが、袖山の位置にしつけ糸で付けてから外します。

片袖を解いたら、反対側を外す前に、前側の袖にしつけ糸で印を付けます。

袖が取れて、身頃から袖が無くなった状態になりました。

3・ 袖とアームホールの印の付け方

肩幅を1.5cm詰めるので、印を付けます。

反対側にも印を付けます。

前身頃を内側に折り曲げて、左側の前袖に右側の前袖のアームホールを写し取ります。

こんな感じです。

脇の下は0.5cm下げます。

次は、後ろ身頃を内側にして折って、右袖の後ろ袖ぐりを左側に写します。

始まりの位置が肩の端から1.5cmなので、そこを測って印を付け、起点にしています。

印が、袖ぐりに一周、付きました。

片方に付いた印を反対側に写すため、身頃を半分に折って、袖ぐりを2枚合わせます。

ずれないように、2枚重ねてしつけ糸で重ね合わせます。

切り取った部分です。しつけ糸でくっついています。

縫い代から1.5cmのところに印を付けました。

ミシンで縫っていきます。
前身頃1.5cm、後ろ身頃1.5cm×2(左右)なので、計6cmバストが小さくなる計算です。

このジャケットは、縫い代の始末が内側に織り込み、端ミシンをかけるタイプなので、詰めた分縫い代が大きくなった縫い代を切って、元々の部分と自然に繋がるようにします。

縫い代を割って、アイロンをかけます。

アイロンがかけ終わり、身頃を表から見た状態です。

4・ 袖の付け方

ここにこのように袖が付いていきます。

解く時に付けた袖山の印と、前袖に付けた印を確認して、間違わないように袖を付けていきます。

キレイに付けるために、袖山から左右5cm計10センチ程度、2本取りのしつけ糸で細かくぐし縫いします。

イセを入れるとは、少しギャザーを入れるということです。

待ち針が打ち終わりました。袖側から身頃側に指しています。

仮縫いをした状態で表に返して、しわなどが寄ってないか確認します。

後ろ身頃から見た状態です。コチラから見てもきれいに付いています。

本縫いが終わりました。

お直し完成です。

5・ まとめ

今回はジャケットの肩幅詰めをご紹介しました。
ちょっとしたコツのいるジャケットの肩幅つめですが、いくつかの手順を踏めば、キレイに付けられると思います。

ポイントをおさらいしてみます。

 袖を解く前に袖山と、袖の前側に印を付ける。

 袖を付ける前に、袖山にイセ(ギャザー)をしつけ糸で付ける。

 ミシンで縫う前にしつけをして、出来上がりを確認してから本縫いする。

洋裁は、下準備をしっかりすると、仕上がりがきれいになります。
今回の、イセや仮縫いは、ジャケットの肩幅つめには必須なので、面倒くさがらず取り組んでみてくださいね。




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コチラからどうぞ。

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